メモ代わりに

『七人の侍』の組織論
それぞれの役割と機能の解説に成程と言うか。こういう視点から大元とアニメ版での扱い方を見直したら面白いカモ。
つーか
“五郎兵衛の人事の妙諦は「苦しいとき」を想定して人事を起こしていることにある。”
“敗退局面で適切な判断を下して、破局的崩壊を食い止め、生き延びることのできるものを生き延びさせ、救うべきものを救い出すことはきわめてむずかしい。”
“敗退局面で「救えるものを救う」ということは、勝ちに乗じて「取れるものを取る」ことよりもはるかに困難であり、高い人間的能力を要求するということである。
そして、たいていの場合、さまざまの戦いのあとに私たちの手元に残るのはそのようにして「救われたもの」だけなのである。”
って所だけでも色々と考察のネタが出て来そうな。


そしてこの記事の最大のポイントと思われる、
“彼は「残る六人全員によって教育されるもの」という受け身のポジションに位置づけられることで、この集団のpoint de capiton (クッションの結び目)となっている。
どんなことがあっても勝四郎を死なせてはならない。
これがこの集団が「農民を野伏せりから救う」というミッション以上に重きを置いている「隠されたミッション」である。
なぜなら、勝四郎にはこの集団の未来が託されているからである。”
っつー部分とか。アニメ版との扱いの違いが1番出てるカモって気が。






……最後にひたすら関係無いカモだが、やっぱ地上波版の再放送をやって欲しいですNHKさんッ。この記事見たらまた見たくなったんだよあのOPとEDがッ。