しょーもない連想が脳内を駆け巡っております

やっぱりジャンヌおとーさんにリアンおかーさん、そしてその息子がロジェと言う図式が脳内で定着してしまってます。
つまりは仕事の事で頭が一杯で家庭を顧みず、しかもある日突然いなくなった父親が戻って来た事で、息子が“母さんが死んだのはお前の所為だ!”っつって反発して家出する、みたいな。そんで復讐心を燃やす訳ですヨ。


このパターンで行くと、ジルは差し詰め父親が外に作った愛人ですか。それはそれですっげー恐いんですが!
つーかそれ以前に性別が逆転してませんかこれ。だってジャンヌさんの方が男前……げふんげふん。
以下、ぐだぐだ語り。ロジェに同情的な人は見ない方がよろしいかと。


「私が死んだら〜〜」ってなジャンヌさんに返した「お前のそう言う所が〜〜」みたいなロジェのセリフが全てを物語っていると言うか。
ロジェはとにかくリアンが死んだ事を受け入れられず、その死と向き合う事も出来ずにいるんだとは思う。恐らくはリアンが捕まる事になった原因の片棒をそうとは知らずに担ぐハメになった事がそもそもなんだとは思うけど。
だからその後はリアンを救おうと1人で走り回ったんだろうけど、それが適わなかった事から絶望したまでは別に構わないのな。ただたまたまその場にずっと死んだとばかり思ってたジャンヌが現れた事で、ジャンヌが全て悪いと思う事で現実逃避を計った所が多分ロジェの弱い所なんだろうなと。ジャンヌさんがいなくなった時だって、早々に死んだと思い込んでたし。実際そこをジルに突かれてたし。
大体ジャンヌさんの話は一切聞く気が無いモンな! 自分に都合の悪い方向に進むと困るから無理矢理話を打ち切ってしまう。
まあ、だからと言って周りへの影響を考えずに自分の命を放り出す様な事を言ってしまうジャンヌさんにも問題が無いとは言えない訳ですが。多分ジャンヌさんのそんな自分の身を省みないと言うか、自分がどれだけ大事にされているかと言う事に気付けない所からこの悲劇は始まってるんじゃないかと思うから。


あともう1つ、多分ジャンヌさんがいなくなった時に、ロジェの中でジャンヌさんとリアンが入れ替わったんじゃないかと言う気がしなくも無い。だからジャンヌさんがいなくなった心の隙間を埋める様にリアンに入れ込んだ結果、ジャンヌさんが現れた時に信じたくないのと理解したくないのとで全ての元凶がジャンヌさんにあると思い込もうとしたんじゃないかと。
つーかリアンを取り戻そうとするのはいいんだけど、1人でやろうとした辺りが失敗だったんじゃないかと思います。そりゃー1度部隊から出て行った以上、戻りにくかったってのはあると思うけど。でもあそこでプライドを捨ててでも部隊に戻っていれば、違う結果が出たんじゃないかと言う気がする。