書き上げた後も気に入らなくて結局頭から書き直してる話がある

もう何度もここでボヤいてる話の事なんだけれども、今更ながらここを見てかなりざくざく刺さるぐらい思い当たるフシがありまくりだったので、まだまだコリもせずボヤいてみる。
つーかとにかく1番さくっと刺さったのがココ。

「書きかけのファイルとか断片だけのファイルとかたくさんあるような人。なんとなく思いつきで書き始めちゃうようなタイプの人。どんなクソつまんなくても、単なる作業でも、無味乾燥で苦痛きわまりない作業でもいい。とにかく書き上げれ。どうせできあがったものはだれも読まねえ。せいぜいできあがったものを自分が読み返して自己嫌悪に陥るくらいがデメリットだ。だから、まず、意味わかんなくてもいいから無理やりオチつけてエンドマークつけれ」

ハイ! 書きかけの話が山程転がってマす!(自慢すんな
尤も書き上げても今回のタイトル通りの調子で絶賛書き直し中ってのもある訳ですがッ。
と言うかこの後に続くキャラ達のスケジュール表を作ってる最中の悲鳴が笑えねえっつーかヒトゴトじゃない……。最初から大雑把とは言えイベントの流れを決めてたChainReactionはともかく、それ以外では毎回こんな調子だよ自分(喀血


で、もひとつここ。

あと、こうしてできあがったものをさらに直される過程で何度も言われたのが「説明は最低限で抑えろ」っていうこと。俺はほっとくと建物とか地理関連とかやたらしつこく描写するくせがあり、また、この文章見てもそうなんですが、やたらに副詞使いたがるくせがある。
うちの奥さまいわく「文学とかは知らないけど、ふつうに小説っていったら、登場人物たちがどう行動して、どんな結末に至ったかっていうことを描写するためのものだろ。だったら、文章は最低限の役割を果たしてればいいんだ。それ以上のことはノイズだろ」とのことです。
まあ、このあとには「持ち味ってのは、基本がきっちりできてないと意味がない。たとえばあんたの文章は、確かに描写とかにおいてきれいさとか、一定の雰囲気を感じさせる部分はある。だけどそれって、骨格がきっちりしてないと、生きてこないんだよ。骨格がないと、思い込みの強い人ってだけで終わっちゃう」と続くわけです。

……現在進行形で書き直してる話もやっぱり、1度書き上げた後読み直した時に自分でも思ったんだよね、説明的過ぎるってサ……。問題は最初の書き直し作業でごっそり削り過ぎて、逆に説明が足りなさ過ぎる事もよくあるって事だがッ。だから1度や2度の書き直しじゃ終わらないと言う。別の意味で問題です。


ちなみに今回の場合最初に書き上げた時のは、1度プリントアウトした後で書き直し作業を開始しました。勿論プリントした時に元ファイルは抹消。そんな訳でプリントアウトしたのを見ながら書き直してる訳です。
で、そのプリントアウトしたのを今回の冬コミの時に、物は試しとばかりに某A波さんに読んでもろた。閉会後の搬出待ちからメシ時にかけて。
……とりあえず「説明文の量の加減は難しいよネ」と言う結論に。ちょっとこの辺りの会話はメシ喰いながらだったんでウロ覚えです間違ってたらスイマセンA波さん。
でも身近な所に面と向かってこういう話が出来たり読んでもらえたりする相手がいないので、そういう意味では貴重だった。僻地暮らしだと流石になー。


しかし思考だだ漏れの自分の事はともかく、色々参考になる記事でした。
……あー、ホントさっさと書き上げないとなー。つーか1度文章に詰まると先が書けない性分が憎いッ。
そして余談として、問題のプリントアウトしたのを読んで貰った後、メシ喰いながらレドリックに関するしょーもない設定やエピソードを話したのでありました。そしてそのしょーもない事をやらかしまくった後、この書き直し中の話に至ると言う事で。
(20100205追記:もいっちょここも参考用のメモ代わりに張っとくー/つーかウチの極端に短い話だとむしろ設定重視の一発ネタが多い様な気がしなくも無い……)