【 オタク創作歴史バトン 】

某A波さんトコから勝手に拾ってきた。
理由? わざわざ回して聞いてみたい人がいるからサ!(最低
それはともかく、続きは見たい人だけどーぞ。

  • 1.オタクの歩み

ラクガキ程度なら小学校の頃からやってた。
小説を書き始めたのは中学から。この時はまだオリジナル一辺倒。
同人誌を作る様になったのは高校3年も後半になってから。芸能系です。思いっ切りナマモノ系の二次創作です。始めたきっかけはこの頃通っていた病院に行く途中で知り合った人々に影響されたからですが。特に(普段ここで言及している人とは別の)某Sさんからは色々教わったしお世話になったなあ。接点が無くなって以来会ってないケド。
尤もそんな時期に始められたのは、進学先が専門学校で、しかも自分が入った科は受験する必要が無かったんで(但し自分の次の(更にその次の?)代からは受験を行なう様になったらしいとは後輩から聞いた話)受験地獄をスルー出来たからこそとも言う。
同人歴で言うと最初のジャンルは上記の通り芸能系。でも何の間違いかアニメ系にも手を出したり、友人知人に誘われてゲーム系でも描いたりしてた。そうなんだよ同人初期はどっちかっつーと文章より絵の方だったんだヨ。尤も当時から二次創作でも独自要素を放り込む癖はしっかりがっちりありましたがッ。
芸能系をやめてゲーム系に完全移行したのは、ちょっとばかりシャレにならないジンクスが発動する事が分かったから。以来芸能系だけは完全に買い専。他のジャンルは知ってるモノなら頼まれて書いたり描いたりする程度。
そしてゲーム系でも最初はShiningForceの初代だったのが今のスクエニ系に移動してしまったのは、LIVE A LIVEと言うゲームの所為です。これにハマらなかったら、多分同人辞めてた。……実はこのゲームも上記の某Sさんに勧められてplayしたのだがッ。

  • 2.影響を受けた作家や絵師はいますか?

何度も記すのが面倒なんでこっち参照。
但し上記で書いてない絵師と言うか画家としては、エッシャーマグリット。特にエッシャーの絵の濃淡をこの手で再現してみたいと思っていたりすると言う無謀っぷりです。
そもそもシュールレアリズム系が好きってのもあるか。


あと作家じゃなくて作品としては“凍月”を挙げねばならんだろ。

凍月 (ハヤカワ文庫SF)

凍月 (ハヤカワ文庫SF)

この話を読んだからこそ、一般的には主人公格にならない様な支配者側を書きたいと思う様になったんだし。

  • 3.今まで描(書)いた中で一番楽しかったもの、大変だったものは?

現在進行形で同人誌を出してる(しかもnet上で公開する気はさらさら無い)“ChainReaction”。楽しいのはe-3から始まるリュートとブルーの術を巡る珍道中、大変だったのはe-9でようやくシメたアセルス編話。
特にアセルス編が本当に大変だったサ! 当のアセルスが自分にとって書きにくいタイプのキャラだったから尚更に。その七転八倒のボヤきはこのblog内のあっちこっちに残ってます。

  • 4.作品を描(書)いていて変わった事、嬉しかった事、悩み事

書けない時はとことん書けないのが悩みと言えば悩みですか。しかもある一点で止まってしまうと続きが書けない。上手くそこに収まる文章が頭に浮かぶまで先に進めないんだよー。
絵の方では、なぜかBL系に勘違いされる事が大問題。“ゲーム系でホモなんざ邪道だ!”と言われていた頃は需要に対して供給が少なかったから理解出来なくは無いんだが、芸能系で活動してた頃や、そこら辺に山程あふれてる今になってもまだ勘違いされるのはどういう事なんだ。だからネット上では名義を分けたんだがー。

  • 5.今までの作品の癖みたいなもの

固い口調で軽い内容と言うのを目指してました。元々は。今となってはむしろ語りは軽いのによく見ると……という状態に。
話を考える時は基本的に舞台設定から入ります。こういう町や世界があって、そこにこういう人物を配置して、と言うカンジ。
例外は桜花町が舞台の一連の話。殆どが未発表だけど。このシリーズだけは、奈槻と言うキャラを中心に舞台や世界観、キャラを作って行ったので。但しレドリックがここに入る事になったのは、単に世界観が似ていたからなんですがー。もうだったら混ぜてしまえと。……つまり最初は別物だったんだよ桜泉堂。


二次創作では、セリフだけでキャラを書き分ける事に集中してますね。
だからこのキャラは自分の事や人の事を何て呼ぶかとか、セリフ回しや行動パターンを出来る限り自分の中で消化してから始めるので、創作に入るまで時間が掛かると言う大いなる欠点があったり。や、ラクガキだけならハマった勢いでやれるんだけどね。今現在で言うなら、丁度でしであがこの消化段階にある状態。

  • 6.アナログとデジタルではどちらが作品を創りやすいですか?

絵は断然アナログ。デジタルだとペンタブをどれだけ調整しても感知してもらえない程筆圧が無いんだよっ! とは言え色を塗る分には塗り直しが聞くんで、そう言う意味ではデジタルも便利なんだがー。
そんな訳でデジタルでの絵の作業は無駄に握力が必要になるので、肩が凝るんだな。尤もアナログでも絵を描く時はシャーペンを持つ手に変な力が入ってしまうので、結局やっぱり肩が凝ると言う。
小説は完全にデジタル。流石にネタ出しはいつも持ち歩いてるノートにががっと勢いで書き込む事が多いけれども。
っつーか場合によっては小説のネタ出しなのにマンガのネームになってたりする事もある。そしてネーム形式の場合は表現形態の違いから、文章にした時に全然違う展開や状況になる事が多い。

  • 7.作品を描(書)く上での理想と現実

君が見ている世界は私が見ている世界と完全に同一では無い。
このズレを表現したいと言うのが小説を書いてる最大の理由かな。理想と言うよりは。
理想に対する現実としては、“とったりつけたり”を見て頂ければ分かって貰えるんじゃないかと。この話を理想に例えるとしたら、この話を読んだ人の感想が現実に当たるカンジ。

  • 8.作品を描(書)く上で学んだ教訓

君が見ている世界は私が見ている世界と完全に同一では無い。
だからこちらが思いも寄らない解釈をされたりもするという事ですかね。これはQ4の書いてて嬉しかったor悩み事にも通じるカモだ。

  • 9.これからチャレンジしたい事

読み手の認識にひたすらに揺さぶりをかけたい。
その世界を打ち砕く様な話が書きたい。
少なくとも、もやもやとした読後感を与えたいですネ! 別にスッキリサッパリ感が欲しかったら他へ行けばいいだけだし。無理にウチに求める必要は無いという事で。
そんなヒネクレ者ですが何か。


あとは2でも答えた様に支配者側の話だね。汚れ役になる事も分かってて尚私情を捨てて世界を動かす奴が描きたい。

  • 10.次に回す歴史が知りたい5人

ピンポイントに夜野やよい殿。アナタの歴史を是非お聞かせ願いたいです。勿論スルーして構いませんがッ。