冬コミの通知が来た日の話なんだけれども

ウチの方は郵便物が微妙に遅れて届く地域なモンで、友人の方もそれを見越して連絡を寄越してくるんですヨ。そんでお互いにスペースが取れたのを確認した後、だらだらと喋ってたんですが。
丁度その日がTMファンとしてはアレゲな話が飛びまくってた日だったモンだから、自分がそれと知ってるその友人から「凄い騒ぎになってるねー」と言われたんですが、それに対する自分の返事は


「愛してるのは曲であって本人じゃないから」でした。


芸能系で同人やってた頃はともかく、それ以降はメンバー3人に対してより、ただ純粋に楽曲、声やメロディーといったモノのみを好んでる状態になってるんですね。3人が作り上げる世界を愛していると言うか。だから正直な話、3人それぞれ独自に行なっている活動については全く追い掛けていなかったりする。
そんな調子だから、TMとして活動するのであれば、新曲やアルバムが出る時は物凄い楽しみにして発売日を待っていたりする。流石にベストアルバムだったりするとスルーする事の方が多いけれども。
なんだけれども。
時々見に行くblogにあった、こんな文を見て、流石にそれってどーよと思った。以下、引用。

avexはglobeの新曲の発売中止を決め、全曲の配信を停止した。Sony Music Entertainmentも、何度目かのベストアルバム企画の2枚目『TM NETWORK THE SINGLES 2』の発売を中止。amazonへ行ってみたら、すでに商品のページそのものが削除されていた。


ぼくは激怒している。この行為に何の意味があるのだろうか? 「犯罪者に金を儲けさせるのか」という俗情(そんなものがあるとして、だ)に阿っているのだとしたら、これほどひとと音楽を馬鹿にした話もない。


元々、最近のTM NETWORKの活動を昔好きだったひとでも知らないことが多いので、何か書きたいと思っていた。小室哲哉はまだ枯れてなどいない、今でもこんなにいい曲を作れるのだ、と。
http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20081106/1225939673

音楽に限った話じゃないけど、その作曲者、作詞者、その他諸々の創作者がどんな罪を犯そうが、その作品に罪は無い筈。どれだけ最低の人間が作ったモノであっても、その作品の善し悪しには関係無い。それで言ったら昔の文豪なんて(以下自主規制)
上記の通りTMではない活動に興味は無いのでglobeの方は全く分かりませんが、新曲どころか全ての曲の配信の停止ってどーよ。流石にそれはファンに対して失礼じゃないのか。だから業界そのものが見限られてんじゃないのか。あえてインディーズで活動する事を選ぶアーティストがいる事の一因の1つじゃないのか。


とりあえずこむろのてっちゃんに関して自分はあえてノーコメントで通すけれども、でもやっぱりいい曲はいいよ。上記blogにもあった“ELECTRIC PROPHET”なんて今聴いてもゾクゾクするほど感動するし、一部の歌詞が引用されてた“IGNITON, SEQUECE, START”や“ACTION”にしても最初に聴いた時のインパクトとイメージが強烈に焼き付いて離れない。
……でもTMの曲で1番好きなのが“FOOL ON THE PLANET”なのはご愛嬌ってコトで!(最後がそれかヨ)