あとがき

関連企画のあとがきテンプレに沿って回答してます。

  • 作者名

Sword Breakfieldsと書いてそーど・ぶれいくふぃーるずと読む。
u:sagaで名前しか出てこないキャッシュの弟とは無関係。っつーかアレを知った時は吹いた。

  • サイト名&アドレス

Fool's Region Extra

  • 参加ブロック、作品番号、作品タイトル、作品アドレス

B-03、例え夢を諦めても(beyond the empyrean)
ちなみに本家に放り込んだ方はこっち


しかしまさかまた3番目に放り込まれるとは思わなんだ。いや好きな数字だからいいケド。
っつーかまた同じブロックにパーフェクトに逃げ切ったお人がいるし(倒

  • ジャンル

感想を見ると青春モノと言った方がいいんだろうか。自分ではよく分からん。

  • あらすじ

夢を諦めざるを得なかった少女に出会った少年の話。

  • 意気込みテンプレを使用された方は、URLを教えてください。

http://d.hatena.ne.jp/SwordBF/20080201/1201793894

  • この作品を書くのに、どのくらい時間がかかりましたか?

基本部分は2〜3日で。
但しそれから削りまくったりまたもやタイトルがなかなか決まらなかった所為で、提出が遅れた訳ですがー。

  • 推理をかわすための作戦は?

前回の教訓から、一発でバレる可能性のある記号や“ッ”の使い方を変えてみた。
あと枚数を減らす為に、アラビア数字を漢数字に置き換えざるを得なかった。

  • この企画のために書いた作品、他にもありましたか?

2つ。

  • その作品を提出しなかった理由は?

1つは何処まで行っても“オリジナルの皮を被った二次創作”でしかなかったから。でも本当はこっちを出したかったんだよネ……。つっても、意気込みで言及したfire flowerの事じゃあないですヨ。
もう1つの方は上手くまとめられなかった為。っつーか提出に間に合わないと判断した後ひたすら放置してると言うべきか。

  • この人には当てられるかも、と思っていた探偵さんの推理はいかがでしたか?

3だけ空白になってたけど、名前が出てないのが自分だけだったんで多分命中されてると思われ。

  • あなたが当てたいと思っていた作者さん、当てることができましたか?

当初は無かったけれど、今回の参加者の中で1番好みの話を書かれるコサメさんが当てられたので良かったヨ。

  • 今回の推理のポイントはなんでしたか?

個人的には“病気”に気付くかどうかだと思ってた。あとサブタイトル。


……どっちも結局推理のネタにされなかったケドな!
推理期間中、病気に関するネタをblogに出すのを避けてた意味が無かったと言うお話。

  • 作品のネタを思いついたきっかけは?

入院中の七夕の日に見た夢が元ネタ。
だから最初は七夕ネタもあったんだよ。削ったケド。

  • ストーリーの構築において気を使った点、苦労した点などあれば教えて下さい。

気を使った点→キャラをちゃんと高校生として描写する事。自分は小中高とドドメ色の生活を送っていたんで、普通の高校生って想像するしか出来無いんだよー。
感想を見た限り、“青春!”とか“尻の青い若造の論理”とかあった事から成功してたみたいだけど。
苦労した点→元ネタのままだとどうあがいても20枚では収まらないのが分かっていたので、あえてメインの2人に的を絞って打ち込んでみたらそれでも30枚近くになってしまった事。おかげで圧縮を掛ける為にアラビア数字を片っ端から漢数字に直すハメになったので、漢字変換率はいつも以上に高くなってる筈。にも関わらずさとるの名前を平仮名のままで強行したのは最早意地。……あれ、ってコトはあんま変わってないのか?


後はやっぱりタイトル。
“例え夢を諦めても”→“empty heart”→“for the empyrean(that empty dream)”ってな変遷を経て、提出したタイトルになったと言う訳だ。
ちなみに“empyrean”は辞書で“empty”の意味を調べ直してる時に同じページにあった単語で、こっちの方がお題と内容の両方にハマるかって事で採用。しかしタイトルの長さにPNの長さが相まって、推理で当てられるたびに“長ッ”とか言ってゲラゲラ笑ってた。
更にぶっちゃけてしまうと、サブタイトルはサイトのRomancingSaGa3部屋に放り込んである“蒼穹の彼方に”の意訳のつもりでした。だからコレに気付かれたらバレそうだなーと思ってた。ええまあ前述の通り全く推理のネタにはされなかった様なんですが。


あれ何かストーリーと関係無いコトばっかだな。

  • 削ったエピソードなどありましたか? 作成裏話歓迎です。

そらもー山盛り。
元ネタの段階ではメインキャラも5〜6人はいて、高校3年間を追い掛ける形だったのが、結局間をまるまる削るハメになったんだモンよー。
おかげで正宗の心理の変化が殆ど出て来なくて唐突過ぎる展開に。さとるの病気に関するネタも削ったからどんな病気が謎な状態になっちゃったし(最後まで残ってた飲んでる薬に関する部分も枚数合わせの為に最終的に削ったから尚更)。特に前者はあっちこっちで言われた気がする。


そして全くの余談ですが、正宗はレドリックの友人の弟として設定だけ存在していた奴で、3人兄弟の末っ子。よもやこんな形で世に送り出す事になるとは思わなかったさッ。
そんでもって母親がゲームオタだとか。名前も母親の趣味で付けられたとか。通り名と言うか通称が“ムラマサ”だったりするとか。
ついでに言うとさとるはマンガとアニメが大好きな子です。但し見るだけ&読むだけのタイプ。同人や二次創作の類は全くやってません。そして見た目のイメージが“Dr.スランプ”のアラレちゃんみたいだったりとか。でもあの顔でタチの悪そうな笑顔を浮かべていると言う。

  • その作品の続編または長編化のご予定は?

とりあえず改めて3年間のあれやこれやを書いてみたいとは思ってはいるんだがー。


……まあ、予定は未定と言う事で。

  • その作品で気に入っている箇所はどこですか?

“宇宙飛行士と言う生き物”について熱弁を振るう所。何たって大馬鹿野郎ですカら!(誰がとは言わんが

  • 推理期間中、褒められた点は?

科学館が好評だった様な。

  • 推理されてみて、いかがでしたか?

まずBブロックの他の話をざっと読み流した後、弾除けになりそうなモノが全く無い事に気が付いて絶望した。おかげで違う作品と間違えられた時は心底ほっとしましたサ!


……でも結局前回より命中率が高かった(喀血

  • あなたの作品だと推理された作品はありましたか?

B-1“奪われた空”×1
B-7“コバルトブルーの骨”×1
B-11“青空の涙”※注×1
B-12“Aurora Breakup”×1


こんな割合。

  • あなたの作品が他の方の作品だと推理された作者さんはいましたか?

REDさん×2
ひさちさん×1
矢崎真名さん×1


そんな割合。

  • 推理してみて、いかがでしたか?

やっぱ探偵には向いてないと痛感。

  • あなたの正解率、どのくらいでしたか?

18/48。これでも前回よりはマシってのがダメダメだ。

  • この企画に参加して、改めて気づいたことはありますか?

隙の無い文章が書ける人ってのは、やっぱりこういう時隠れるのが上手いと思った。あと作風が広いと、もうそれだけで何処に的を絞っていいのか分からなくなる。そんなヘタレ探偵。……いいんだよ、他の名探偵さん達の引き立て役でッ。

  • 参加作品の中で印象深い作品をあげてください。

順不同で。ちなみに“参加作品の中で〜”となってる質問のは全て正解発表前に回答してます。
B-12“Aurora Breakup”→“Breakup”ってな言葉の勢いみたいなのがそのまま中身にも通じてる所が。
C-3“ジンニーと魔法の絨毯”→鼻毛を飛ばすジンニーがイカス。
D-11“獣王の眼”→読み返して“先に足掻いた者”に気付いて、それとグリグリの関係、バルバラさんがどう絡んでくるのかが分かった時に改めて凄いなあと。あとやっぱり男前なおねーさんに(以下略

  • 参加作品の中で印象深いタイトルの作品をあげてください。

これも順不同で。
A-2“タイトル未定”→オチでそうだったのかと分かる所が。
A-11“リワインドの神は虚しき骸にして愚かなる人間。”→タイトル自体のインパクトと、ある意味内容をそのまま表してる所が。
B-7“コバルトブルーの骨”→骨について想像を巡らす所が。実際にタイトルからして想像力を刺激させてくれるじゃないですか。

  • 参加作品の中で面白かった3作品&一言感想、お願いします。

やっぱり順不同で。
A-13“我が家の吾が輩”→ふろ〜らるなシャンプーを所望する吾が輩がステキ。
C-8“Deserter's 45 minutes”→肝試しの筈が恐らくはその最期の光景の幻影を見る事になった所が印象的。
D-5“巡礼とロバ”→殺人シーンがある割にはつらっとさらっと読めてしまうのが凄いよなあと。あと巡礼とロバのボケとツッコミがいいよね。最後の方なんかロバ完全にツッコミ役だったモンなあ。

  • 探偵さんに一言。

その推理脳を分けて下さい。

  • 他の参加者さんに一言。

お疲れさまでした。
そしてウチのだと間違われた方々の所には、後程こっそり覗きに行こうと思います。

  • 次回(あるかも?)について一言。

ネタが出て来て間に合う様なら参加したいですねえ。前回と同じ様な事を言ってしまいますが。


以下テンプレに関係の無い、その他のぐだぐだ。
まず、「ヤンキー君とメガネちゃん」「カラクリオデット」を読んでなかったらさとると正宗のコンビは出来上がらなかったと思う。よーするに“エキセントリックな女の子に振り回されるヤンキー君”ってなワケです。
しかし良くも悪くもさとるに対する反響は大きかったですねー。このテのタイプがお好みの方々からは“ツボ! 好み!”と言われ、拒絶反応を起こしてしまった方々からは“ケツの青いガキが何様ー!”と言われると言う、両極端な反応が非常に面白かったです。ま、そういう意味ではキャラの造形に成功したんでしょうね、さとるについては。間違いなく学内でも独特の立ち位置を保ってそうだし。……ただあまりにもさとるのキャラが強烈だった為に、正宗の影が薄くなった事は否めないー。ゴメンヨ。
更に後になって、マンガ的な“ありえねえだろそれ!”ってなカンジの話がやりたかったのかもしれないとヒトゴトの様に思った。ほぼ想像で書くしかないと言う意味で、自分にとって学校絡みのネタと言うのはファンタジーなんだなあと。大体“学園モノのネタが出て来た”と友人に言ったら、“何があったんだどーしたんだヲイ!”と言われたぐらいだし。
そんなワケで学校に関するツッコミは来ると予想はしてたんですが、何故か“笹の生えた渡り廊下でならケンカオッケー”については何処からもツッコミが来なかったのが不思議でならなかったり。コレはアレですか、学園モノのお約束とも言うべき“体育館裏”のよーなモンだと思われたんでしょーか。


しかし何より入院中に閃いた話なだけに、どうしても“治らない病気”に対するグチが出てるんだよね、この話。“健康である事”ってのが採用条件になってるのは何も宇宙飛行士に限った話じゃないし。
特にこの話は(あえて明記しなかったとは言え)普段originalで展開している桜花町シリーズと同じ舞台設定を使っているから、“健康”な人間が殆どいない<遠来>の人間と違って<地球>の人間は“健康である事”を武器とせざるを得ない訳で。……シリーズの方ではまだその辺りの描写は出してないんですが、実を言うとこの世界の制空権ならぬ制宙権は<遠来>の側にあるんですね(だから実は月も<遠来>の方で管理されてる)。故にどのみちさとるの様な病気を抱えた人間は、<地球>では宇宙飛行士になる事は出来無い。
更に言うと、さとるは現時点では本編未登場(またかヨ)の“さやか”と言うキャラの別バージョン的な側面があるんですよ。そっちの話が未だ出来上がってない所為で、さとるの方が先に登場するハメになってしまいましたが。


処で意気込みの時好きな作家の所でカレル・チャペックについて語らなかった理由なんですが。
この人の作品で真っ先に連想するのが「R.U.R」じゃなくて「白死病」って戯曲なんですよ。そこから病気の事を連想されたらヤベエってなワケで避けたんです。そうじゃなくてもこの人の著作物の中でどの作品を連想するかで随分印象が変わりそうだってのもありましたが。……でも他に挙げてるのが殆どSF作家って事を考えると、あまり意味が無かったカモだが。


最後に、関係無いけど気になった事を1つ。開始前のQ&Aで

参加宣言&提出宣言はいつしていただいてもかまいません。
ただし、推理期間前に参加者であることが知られる為、探偵さん方が事前にサイト上の作品を読まれる可能性があります。それでもよろしければ。

とあったケド、実際問題として提出者リストがあった事から、参加宣言をしてなくても探偵さん達はチェックに入ってきてたんだよね(リストにリンクが上がった直後から、そこからの訪問者がもりもりあった)。だから正直この注意書きって意味が無かったんじゃないかと思うんだ。個人的に。