面白いゲームって何だろう - unknown regionの続きと言うか

まあ話はちょっとズレるんだけれども。
自分で同人やってて言うのもナンですが、ここ数年の傾向として同人ウケを狙ったゲームが多いと思うんですよ。正確には同人に限らず、オンラインオフラインを問わず二次創作をやっている人々をやたらと狙っていると言うか。
例えば設定資料集なんて普通にゲームを楽しむ分には必要ない訳で。別にそれが出る事自体は構わないんですよ。だけどゲーム中で意味不明のまま終わったイベント等の解説やら何やらをするのは正直いただけない。むしろそれをゲーム内できちんと表現出来なかった時点で駄目なんじゃないかと思う訳です。幾らシナリオ自体の出来がゲームとしての面白さに直結するとは限らないにしても、中途半端に放り出されると気になる訳ですよ。play中は忘れていても、後になってふと思い出して「あれそーいやあのイベントって最後どうなったっけ?」みたいなカンジで。
かと言ってまたやり直すにしてもそれがさほど苦痛にならない、もとい苦痛に感じない様なゲームならいいんですが、あまりにも難易度が高かったりもう2度とやりたくない様なタイプのモノだったりしたら、流石にちょっとカンベンして下さいとしか言えない。更に幾らそのイベントの事が書いてあるからと言っても、後者の様なゲームの設定資料集まで買って確かめようとは思わない訳です。
処がそこが同人屋の哀しい性で、ゲームとしてはアレでも同人的にはオイシかったりネタにし易かったりすると設定集を買ってでも確かめたくなる訳ですよ。更にキャラの細かい衣装デザインが載ってたりすればイラストやマンガを描いたりコスプレ作ったり*1する時の文字通りいい資料になる訳で。
だけど結局そう言うのはあくまでも派生的なモノであって、やっぱりゲームそのものの面白さとは関係無い。同人的に面白いゲームがゲーマーとして面白いゲームかと言うと必ずしもそうじゃない。逆もまた然りではあるけれども。


……結局、派生物が売れる事を念頭に作られたゲームが多くなったって事なんですかねえ。つってもゲームそのもののデキが微妙では本末転倒という気がするんですが。つーかグチっぽくなってしまいましたね。やれやれ。

*1:例として挙げたものの作った事はありませんが